相続コラム
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相続お役立ちコラム
相続3 一度行った遺留分放棄を撤回できますか
遺留分放棄を撤回するためには、家庭裁判所の判断が必要ですが、家庭裁判所に撤回を認めてもらうことはかなり難しいんです。さらに、相続開始後の遺留分放棄の撤回は、ほぼできないと考えてもよいほど難しいと思ってください。 この記事では、一度行った遺留分放棄を撤回できるのか。できるとしたら、どのような場合なのかを解説します。 1.遺留分放棄とは 遺留分とは、法...
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相続お役立ちコラム
相続2 遺産分割調停の流れ
遺産分割調停は、遺産分割協議がうまくまとまらない場合に利用される裁判手続きです。この記事では、遺産分割調停の申し立て方や遺産分割調停の流れ、メリット、デメリット、注意点などをまとめました。 1.遺産分割調停とは 被相続人が亡くなった時は、被相続人の遺産をどのように分けるのかを決めなければなりません。 被相続人が有効な遺言書を残していれば、その遺言書...
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相続お役立ちコラム
相続1 親が亡くなったときにすることベスト3
親が亡くなったときは、動揺してしまいますし、やらなければならない手続きがたくさんあり、何から手を付けたらよいのか分からなくなる方も多いと思います。 この記事では、親が亡くなったときに必ずやるべきことを3種類紹介します。 死亡届関係の手続き 年金・保険関係の手続き 遺産の相続手続き この3種類です。それぞれ見ていきましょう。 1...
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相続お役立ちコラム
遺言執行者に選ばれてしまったら何をすればいい?【弁護士解説】
遺言の中で、「遺言執行者」なる存在が指定されていることがあります。遺言執行者は、その名のとおり「遺言の内容を執行する」人であり、相続に関わるさまざまな手続きを相続人に代わって進めていきます。一般的には弁護士が指名されるケースが多いのですが、最近では相続人が選ばれることも増えてきました。 しかし、遺言執行者の仕事には法的な手続きも含まれるため、一般の方には難...
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遺言のトラブルあるある【弁護士は見た】
相続対策として「遺言を書くべき」とはよくいわれますが、実は遺言は万能ではありません。遺言の中身や書かれた状況によっては、遺言をめぐってトラブルが起きてしまうこともあるそうです。 そこで、今回はありがちな遺言のトラブル、さらに失敗しない遺言のポイントを紹介します。 事例 私は三人兄妹の末っ子です。この間、一人暮らしをしていた母親が亡くなり、遺言が出てきま...
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相続お役立ちコラム
遺産分割調停って意外と大変?思わぬ落とし穴も【弁護士解説】
当事者同士の話し合いで相続トラブルが解決できない場合、家庭裁判所の遺産分割調停で話し合いが続けられることになります。ここでは、事例を使いながら、家庭裁判所の遺産分割調停の手続きや終わるまでの期間、手続きから抜ける方法などについて解説します。 事例 私は四人兄弟の末っ子です。先日、一人暮らしをしていた父親が亡くなり、相続が起きました。相続人は子ども4人...
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遺留分を侵害されたので何とかしたい【解決事例紹介】
「◯◯に全部遺産を相続させる」という遺言が見つかった……。遺産を受け取ることができない法定相続人にとってはショックが大きい状況だと思います。 しかし、だからといって「一銭も遺産を受け取れないのか」というとそうではありません。 兄弟姉妹以外の相続人には「遺留分」として最低限の遺産を受け取る権利が認められているからです。今回は、遺留分を侵害された場合の対応に...
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相続お役立ちコラム
相続分の譲渡ってなんですか?放棄との違いは?【弁護士解説】
「忙しすぎて相続の手続きに参加できない人がいる」「相続人が多すぎる」といった事情がある場合、関係者の数を減らすことで手続きがスムーズに進むことがあります。ここでは、関係者の数を減らす方法のなかでも、相続人が敵味方に分かれている場合に有効な方法ーー相続分の譲渡について解説します。 事例 私は3人兄弟の長男です。実父が亡くなり、相続が起きました。父は離婚と再...
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相続お役立ちコラム
母親の再婚相手と相続でモメている【解決事例紹介】
血がつながっていない家族間では、相続時にトラブルが起きやすい傾向があります。 そこで、今回はこれまでの解決事例の中から、母親の再婚相手と子どもが対立してトラブルになったケースを紹介します。 解決事例紹介 私は二人兄弟の長男です。 母親が再婚した後に亡くなりました。 母親が購入したマンションには現在再婚相手が居座っています。 私と実の弟との関係は良...
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相続お役立ちコラム
相続でもらうはずの株式が妹名義に!事業承継と株式の相続【弁護士解説】
事業承継のため、後継者となる子どもに相続や生前贈与により株式を集中させるケースは非常によく見られます。 しかし、同族企業である非公開会社の場合、株主が全員親族ということもあり、相続時に株式をめぐるトラブルが勃発することも……。 そこで今回は弁護士に、株式をめぐる相続トラブルが発生した場合の対応策について伺いました。 事例 私は40代の男性です。...