相続コラム
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遺言
遺言の保存は誰に任せるべきか
自分に万が一のことがあった場合に備えて、遺言書を作ろうと考えている方もいると思います。遺言書を作成した後に問題となるのが、遺言書の保管方法です。せっかく作った遺言書を安全に保管するためにはどうするべきなのか。以下、詳しく見ていくことにしましょう。 遺言の種類と保管方法 一般に広く利用されている遺言には、自筆証書遺言と公正証書遺言があります。遺言...
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遺言
遺言の代筆か可能か
遺言が有効か無効かの判断においては、「書いた本人が自分の意思で作成したかどうか」が重要です。本人の意思にもとづかない遺言は当然ながら無効です。それでは、本人の指示にしたがって第三者が代筆した場合はどうでしょうか。ここでは遺言の代筆が可能かどうかについて、遺言の種類ごとに解説します。 遺言の種類と代筆の可否 遺言の代筆が認められるかどうかは、遺言...
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遺産分割
ペットへの遺産分割は認められるか
ペットは大切な家族の一員です。しかし、自分のほかに面倒をみてくれる家族がいない場合、自分の死後にペットが幸せに生きていけるのかという問題が発生します。自分が亡くなった後のことを考えて、ペットに遺産を相続させてあげたいと願う人もいるのではないでしょうか。ここでは、大切なペットに財産を遺してあげるための方法について紹介します。 ペットに直接遺産をあ...
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遺留分
退治に遺留分は認められるのか
「お腹の中にいる赤ちゃんにも相続権が認められる」と聞いて、驚く方もいるかもしれません。生まれてきていない赤ちゃんは法律上の「人」にはあたりませんが、相続については例外的に相続権を認められています。他の相続人と同じように遺産を相続する権利もありますし、遺留分を請求することもできます。 胎児にも相続権はある? 民法上、権利や義務の主体となれる資格の...
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遺留分
遺留分と遺贈の関係とは
遺言によって遺産を贈与する「遺贈」には、相続人以外の人にも財産を贈与することができるというメリットがあります。しかし,相続人以外の人に対して高額の財産を遺贈すると,相続人としてはもらえると思っていた遺産が少なくなってしまって大きな不満が残る結果となり、相続争いを引き起こすきっかけになる可能性も否定できません。特に、遺留分を侵害するような遺贈があった場合には、...
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遺言
遺言書の有無を確認する方法(遺言検索システム)
遺言書があるかどうかで、相続の手続きは大きく変わります。したがって相続が起きた場合はまず遺言の有無を確認するのが大切なのですが……。ところで、そもそも遺言を探すためにはどのようなことをしなければならないのでしょうか? このコラムでは、遺言の探し方について簡単に解説します。 遺言書があるかどうかを確認するには…? 遺言書の有無を確認する方法は、遺...
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相続お役立ちコラム
代襲相続人とは(範囲や割合について)
相続人となるはずの人が被相続人より先に亡くなってしまうケースがあります。このような場合において、亡くなった相続人の子どもが代わりに相続人となることはできないのでしょうか。民法では、一定の相続人について相続人の子どもが親の代わりに相続人となることを認めています。 代襲相続人とは 民法では、相続人になれる人は一定の親族に限定されています。たとえば、...
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遺産分割
配偶者の住居贈与は遺産分割の対象か
住み慣れたマイホームで最後まで過ごしたい。そう願っている方は少なくないのではないでしょうか。こうした願いを叶えるためにも一度考えておかなければならないのが、夫婦の一方が亡くなった際にマイホームをどうするのかということです。高額の評価となることも多い不動産は、相続時の扱いをめぐって相続人の間で問題になりがちです。マイホームの所有者となっている人が亡くなった場合...
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遺言
遺言にかわる信託のススメ
今、信託を活用した相続対策が注目を集めています。財産を所有する本人と受託者との間の契約によって行う信託には、柔軟な資産運用ができる、本人が認知症などになったときにも財産を凍結されないで済むといったメリットがあります。このコラムでは、制度の概要や信託を活用するメリットなどについて紹介します。 相続対策にもなる信託とは? 信託とは、特定の人が一定の...
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遺産分割
遺産分割前の預貯金払戻し制度について
相続法の改正により、これまでなかった新しい制度が次々とスタートしています。その1つが、預貯金の払い戻し制度です。この制度が始まったことで、遺族が遺産分割をする前の段階で故人名義の預貯金の一部を引き出せるようになりました。このコラムでは制度の概要や実際の手続き等について解説します。 以前の制度について 人が亡くなると、その財産は相続の対象となり、...